丸山住宅のこだわり

燻煙乾燥って何?

燻煙乾燥

割れ、ゆがみをおさえ、材質を強化する低温乾燥
日本に古くから伝わる防腐、防虫作用の煙

木の細胞のひとつひとつには、樹液を流動させ、水分移動の調節するバルブ(ピット)があります。伐採と同時にこのピットは、水の表面張力によってピッタリと閉じられ、枯れるのを防ぐ自然の仕組みを持っています。木材の乾燥とは、このピットのくちをあけ、水分を蒸発させることなのです。

燻煙乾燥のものは、蒸気乾燥に比べ、木材の組織が生材そのままに整然としています。これは約75度を越えない低温で乾燥させるからです。さらに、煙の成分と木材のたんぱく質が結合して木質を硬化させ、防腐、防虫などの諸作用をもたらします。

木材を燻煙乾燥処理をすることによって、古来からの煙の効能は良く知られているところではありますが、木材にあっては、五箇山地方の合掌造りの家屋、又、つい半世紀前までは、身近な農家の"いろり"に見られるように、煙が木材を腐りにくくし、長持ちさせることは周知のことであります。

長い年月をかけ、燻煙乾燥炉と云うものが考案され、僅か2週間でしかも木質を傷める事なく低温で、木材を乾燥させると同時に、煙の効能も付加することが出来るようになりました。

煙の効果

  • カビ・腐敗を防ぐ
  • シロアリ・ダニなどの害虫を寄せ付けない
  • 木材の強度を保つ
白アリへの忌避効果

室内における防蟻効力試験においてイエシロアリは燻煙処理木材にあまり寄り付かず、摂食は少なく、死虫率も無処理材に比べて高い。

カビへの抵抗性から来る防腐効果ダニへの忌避効果

煙の中に含まれるフェノールという物質が、木材のセルローズなどと結合、固形化し防虫・防カビ効果をもたらし、いわば、殺虫剤などとかく副作用を心配される化学薬品にたよらず自然に予防する。

「大切な家族の健康を守る」木材
燻煙(くんえん)成分は自然のものなので、化学化合物(ホルムアルデヒドなど)の発生による人体への悪影響『シックハウス』を軽減することが出来ます。
「建物の寿命を延ばす」木材
燻煙乾燥木材の含水量は20%以下。
水分吸収率も低下。木材特有のねじれやくるいを抑え、建築後の歪みなどのトラブルを防ぎます。断熱性能も向上。
「地球の環境に優しい」木材
通常、木材の乾燥は重油・灯油などの化石燃料を使って「蒸気」で行われています。しかしこの方法は、大気汚染などの環境破壊にもつながっています。
丸山住宅では、加工の際に発生する<おがくず><端材><廃材>などを再利用しています。また燃焼後の灰も有機肥料として再活用しています。

燻煙乾燥の方法

工事の様子 丸太 切断

角材 燻製乾燥 出来上がり

300立方メートルの木材(延べ床面積40坪程度の住宅10棟分)を一度に処理できる乾燥釜に木材を入れ、60-80度の低温で約1ヶ月かけてゆっくり乾燥させます。
(その間、煙の中に含まれるフェノールという物質が、木材のタンパク質成分と結合して木材が硬化するとともに、防虫、防腐、防かび作用をもたらします。)

丸山住宅はココが違う!

木材使用画像1木材使用画像1木材使用画像1

使う木材はほとんど県産のスギやヒノキ。
柱や梁などの構造材だけでなく、床材や押し入れ内部にも無垢材を使い、接着剤が必要な集成材を排除。
柱は大きめの12cm角の木材を、通常の軸組在来工法の1.5倍を使います。
モデルハウスは熊日RKK、KAB住まいるパーク、TKU住まいランドなどで見学できます。

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